ドレスに施した彼岸花の刺繍は、色はやさしく抑えつつもボリュームがあり華やかなイメージ、ということで、何段にもわたる肉入れぬいの上に太めの平糸で刺繍しています。
手は精神の出口です
今日は磬(いわを)師匠の命日です。
https://www.kurenai-kai.jp/aboutus/index.html#message
戦後、様々な苦悩の中でこころ(精神)の葛藤を乗り越えて、紅会を築いた磬師匠と和子さんご夫婦。
“手は精神の出口です” の続きを読む蚕が吐く一本の糸
皆様こんにちは。
以前、蚕の吐いた1本の糸はセリシンとフィブロインに分かれているとお伝えしましたが、フィブロインの中は100本内外のフィブリルと言われる繊維の集まりで出来ています。
“蚕が吐く一本の糸” の続きを読む夏の終わりに
暑さも続く中、8月もあと1日となりました。
学校によっては夏休みも終わりを迎えるところもあるのではないでしょうか。
9月に入り、また気持ちを一新して新しい試みを始められる方もいるかもしれません。
“夏の終わりに” の続きを読む夏の庭
酷暑が続き雨の少ない関東ですが、朝露はおりていて「露芝」と見えなくもない風景を見る事ができます。
“夏の庭” の続きを読む撫子
ナデシコの花は「長短さしぬい」がぴったりです。
この花びらの形は規則的なので工芸風にも表現できます。実際の花は花弁の切れ込みが浅い種類、深い種類とあるようで後者は写実的に表現したら面白そうです。
“撫子” の続きを読むものづくり匠の技の祭典2023に参加しました
8月4日(金)〜6日(日)まで東京国際フォーラムで行われました《ものづくり匠の技の祭典2023》に参加いたしました。
普段は見ることのないものづくりを見たり、体験も出来るイベントです。
衣・食・住・工のさまざまな分野の方が参加しており、多種多様な手仕事を見ることができました。
《ものづくり・匠の技の祭典 2023》
皆さま、こんにちは。8月に入り、朝から夕刻まで蝉の声をきかない日がなく、昼間に聞こえるクマゼミやアブラゼミの声は暑さをより感じさせ、また、夕刻にカナカナカナと聞こえるヒグラシの声は涼やかさを感じさせます。
“《ものづくり・匠の技の祭典 2023》” の続きを読む透明感のある刺繍
名古屋帯「幻想」―工房制作―
暑い日が続きますと、日本刺繍も涼やかな配色のものを刺したくなります。
エミール・ガレの蜻蛉をモチーフとした刺繍で、ガラス工芸のような質感、透明感、を色と技で表現しています。
“透明感のある刺繍” の続きを読むRebirth 新生にむけて歩む
日本刺繍の伝統を、未来に向けて皆さんと積み上げる清々しさ。
“Rebirth 新生にむけて歩む” の続きを読む