日本刺繍紅会 - パート 13

重陽の節句

9月9日は重陽の節句、菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」とも言われます。

日に日に暑さも和らいできました。

日本刺繍は絹糸を使いますので、日本刺繍の第一工程は養蚕かもしれません。

暑い日が続く中、皆様は如何お過ごしですか。

お盆休みにご家族や親戚に会われた方も少なくないのではないでしょうか。

東京国際フォーラムで８月５日（金）～７日（日）に開催された、ものづくり匠の技の祭典2022に、出展させていただきました。

向日葵はポジティブで明るいイメージの夏の花の代表と言えるでしょう。誰が種をまいたか一本ひっそりと咲いていました。

染帯「鷺」
鷺と芦の生えた水辺の風景が、水の流れを染め分けして幻想的で涼しげな雰囲気です。

皆さま、こんにちは。地球単位で世界をみると大雨による災害、熱波による山火事と様々な事態が起こっています。

草花を刺繍する際には、平糸を使う場合が多いです。平糸でのさしぬいは、花の繊維に沿って色のグラデーションも繊細に表現できます｡葉は斜めぬいきりで針回しをしながら繍うことでしなやかな葉っぱらしい勢いのある表現になります。
平糸の艶と陰影の効果も伴ってみずみずしい仕上がりです。　　　　　

暑い日がつづいてましたので草花も喜んでいるのでしょうか