工房 | 日本刺繍紅会

図案をつくる

皆さま、こんにちは。私たちは、一年を通して様々な刺繍制作の為の図案を考え制作をしています。テーマを考え、構図や模様のカタチを考えて様々に資料を探し、そして用紙に描いてみる。また、考え直して用紙に描いてみる・・・そうして１枚が完成します。

カリキュラム「春紅葉」

すがぬいの技法で葉を、さしぬいで種（プロペラ）を表現しています。

葉の色のグラデーションを表すには、すがぬいの「もじりぼかし」が効果的です。

五月になりました。

明日29日（金）からゴールデンウィークが始まります。

この季節は様々な花畑等を巡る観光が人気ですね。

紅会本部の藤が咲き始めました。

植物を見ていると、その形の美しさに驚く事があります。

染名古屋帯「琳派春景色」です。　　　　　

大きな花粉団子をつけて、せっせと働くミツバチ。なんだかとても愛らしいです。

染名古屋帯「さくらー淡紅」
花は主にぬきぬいの技法で、中心を透かせるように糸を細めています。より糸、平糸、輪郭線にすがぬい、の使い分けでボリュームのメリハリを持たせています。

皆さま、こんにちは。春分が過ぎ、七十二候『桜始めて開く』の頃となってきました。

手前の桜は刺繍でたっぷりと華やかに、奥に見える富士山は山頂に雪の刺繍表現と、裾野から湖岸の染めぼかしが相まってなんとも味わいのある日本の景色が美しいです。