今年も秋に養蚕農家でとれた繭をいただきました。
細かく分けると季節的な呼び方で、晩秋蚕(ばんしゅうさん)と呼ばれる、養蚕が出来る限界に近い季節の繭です。
蚕を飼育する適温は卵から孵化したばかりの1齢蚕で26度~28度、蛹になる前の5齢蚕で22度~24度、さらに桑の葉も寒くなると枯れてしまうので、10月が限界です。
ただ、今年も夏がとても暑かった為に桑の葉の生育が悪く、高温も長く続いた影響で蚕の生育にも支障が出たようです。
良い刺繍糸が出来るためには、地球の自然環境を大切にして行くところから始た方がよいようです。
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