冬は養蚕の季節ではありませんが、桑畑の手入れなど色々と行う事はあります。
下草刈りや追肥、また桑の木はキリボシカミキリという虫が好み、特に幼虫は枝や幹の中を食い進み、木を枯れさしてしまうことが有りますので、幼虫の住む穴に棒を刺し込み駆除するなど地道な作業が続きます。
養蚕は桑摘みがとても重労働な為、枝に葉が沢山ついていればそれだけ効率よく桑摘みが出来るので、冬の作業はとても大切です。
ただこの幼虫は鉄砲虫とも呼ばれ、人間には珍味とされ意外と美味しいのです!
写真は紅会で養蚕を行なっていた頃の冬の作業と、春に葉をつけた桑の木です。