皆さま、こんにちは。キッコーマンの春の広告「おいしい記憶」に刺繍作品を使っていただきました。
「記憶」という点では刺繍の「ぬう」過程にも様々な記憶が込められていることを感じます。始まりに何度もぬい直したこと。またその時々の出来事、心情による喜びや悲しみが、刺繍としてだけではなく記憶としても残っています。
一針一針ぬい、確かめ、整えながらぬいすすめる日本刺繍には、気軽さはないかもしれません。けれど現代においても「日本らしさ」が表現できる技であり心のあり方の一つであると確かに感じます。
5月開講「刺繍教室」の紹介もかねて『一日体験教室』を大阪・名古屋で開催し、26日は東京での開催となります。
アフターコロナのこの春、新しい想い出を提供してまいります。
いよいよ桜の季節になりました。紅会内に5種の桜があり順に開花が進んでいます。