冬芽(とうが)

翌年春に芽吹き伸びて葉や花にと活動を開始するため、晩秋に向け葉を落とし休眠状態を維持し、冬を過ごしているのが冬芽で越冬芽ともいわれます。

※冬芽には、裸芽(らが)、鱗芽(りんが)、隠芽(いんが)があります。

     

     

     

とは言え、一年で最も寒さが厳しくなる『大寒(だいかん)』を乗り越えるには、植物たちも寒気や氷雪に耐えられるよう対策もなされています。

   
       

葉が枯れ落ちた痕を『葉痕』といい、葉痕には水や養分の通り道(維管束(いかんそく))の痕跡が小さな点として残っています。また、冬芽を守っていた芽鱗痕(がりんこん)(細い横縞痕)からは枝の年齢を知ることもできるそうです!

     

     

     

画像:冬芽(姫こぶし、イチョウ、木蓮、紫陽花、柏葉アジサイ)

    


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