皆さま、こんにちは。
今日は、10月に開催される会員作品展(東京・大阪・名古屋)に展示いたします、基礎中級コース 1作目「和の花」をご紹介します。
日本刺繍では、絹糸の刺しゅう糸を使います。糸をより合わせてつくる「より糸」と、糸そのままの「ひら糸」です。
1作目「和の花」では、基本技法を学びながら、同じ模様を繰り返してぬうことで、技法を覚えていきます。また、より糸は「より」を均一に、ひら糸ではねじれがないよう「平らに」揃えることの大切さも習得していきます。始めの数か月は、初めてづくしのこともありますが、心も身体も少しずつ慣れていきます。
作品展では、刺繍を始めて1年未満の方から何十年もお教室に通われて刺繍制作をされている方々の作品が一堂に展示されます。会員みなさん、ご自身のために、また誰かのためにとの思いで刺繍を続けてこられました。
会場へお越しの際には、そのような背景を想像しつつ、作品の一つ一つをご覧いただけたら幸いです。
作品展の詳細につきましては、紅会HP「展示会のお知らせ」のページをご覧ください。