以前、工房で制作した「有栖川錦　鹿」という箔袋帯です。

 

 

名物裂の中でも、最もよく知られている有栖川錦の文様のひとつです。

この帯は茶系の箔地に、鹿が３匹とそのまわりを幾何学文様の四つ目の菱などが刺繍しています。

糸はより糸を使用し輪郭は片よりをつかいました。刺繍ではありますが、織りの雰囲気もだしています。

こちらは、デザイン違いの有栖川錦　鹿の箔袋帯です。

箔地の地色や鹿の色糸、また、ぬい方を変えることで少し印象がかわりますね。

---

紅会では、東京・大阪・名古屋、そして本部のある千葉県東金市の４地区にて日本刺繍教室を開催しています。

教室見学や無料の日本刺繍体験を開催中。詳しくは下記のリンクより紅会ホームページをご覧ください。