染地繍帯「光と水」

図案を見たとき、軽やかで動きのある面白い線だと思いました。

水の流れを思わせる地紋、涼しげな銀通しの水色の生地なので、初夏の水辺に反射する柔らかな光を表現しようと思い、升の所々に寒色で地引きをし、銀糸・マジョリカ・辛(から)よりでチャラ埋めをしました。

気持ちが晴れやかな時や、晴れやかになりたい時にお召しいただけたらと、主に線ぬいで表現し、さわやかさをイメージして仕上げました。


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